
こんにちは「BICYCLE INFO」です
以前、カーボングリップペーストのご紹介をした記事中にプレッシャーアンカー交換時に使用しましたという内容をご紹介しました。
その少し後にトップキャップのボルトをチタンに変更しているのですが、ボルトの頭にロゴが白で刻印されており、偶然にも締め込んだ位置で丁度ロゴが水平になる様な状態でした。
装着時〜しばらくはフォークのガタも無く問題なかったのですが・・・。
「あれっ?ボルトの刻印が水平じゃなくなってる!?」と思って外してみたらプレッシャーアンカーが上がってきていました!
ステムで固定してしまうので、フォークにガタが出たわけではなかったのですが、プレッシャーアンカーって緩むんですね・・・。
コラムとの摩擦面積を小さくしていたのが原因だったようです。
そんなわけで、今回はプレッシャーアンカーを純正と同じ50mm長のアルミ製にしてみました!
トップキャップボルトの刻印が曲がってるな?
ある日偶然トップキャップを見た時に、ボルトのロゴが水平のはずが垂直くらいになっていました?

特別ハンドルにガタが出てもいなかったのですが、帰ってトップキャップボルトにヘックスを入れると簡単に手で回せるくらい緩んでいました。
もしやと思ってステムを外してみると、「プレッシャーアンカーが上がってきてる!!」

考えると、なんとなく原因の想像はつきました。
おそらく純正のプレッシャーアンカーはコラムとの接触面が50mmほどあったのですが、30mmのショートタイプに交換したからでは・・・?!
この記事で30mmのプレッシャーアンカーへ交換しています
プレッシャーアンカーを50mmのアルミ製へ!
そんなわけでプレッシャーアンカーを50mmのアルミ製へまたまた変更することにしました。
純正と同じサイズですが、純正はスチール部分が多く重いのですが、こんな小さな部品なのにやはりアルミは10gほど軽い!




なんとなく原因はこれっぽいですよね!
カーボンコラムとの相性もあると思うので、短いとダメってわけではないと思うのですが・・・。
必要なところはグリスアップ
アルミって油分が無いところへ、汗など水分が侵入すると粉ふいてかじり付くので必要な部分にはプレミアムグリス。



この先も使いそうな方は絶対コチラがおすすめ!使いやすいし割安です!
プレッシャーアンカーをコラムに挿入
カーボンコラムとのグリップをより強固にするためカーボングリスを塗布!
アルミコラムでスターファングルナットならガチガチに固定できますけどカーボンは慎重に!


プレッシャーアンカーはしっかりトルク管理
カーボンパーツに対する締め付けトルクの管理はしっかりやったほうがいいです。
⚫️割れるのを恐れ緩過ぎ!
⚫️なんとなく締め過ぎてカーボン割れ!
トルクレンチを使うとわかりますが、結構自分で考える手トルクなんて当てになりません(汗)


規定トルクで締め付けて、再度コラム外して確認
プレッシャーアンカーを規定トルクで締め付け、トップキャップボルトを締め付け後プレッシャーアンカーが上がってきていないか、ステムを外して再確認!

大丈夫!上がってきてきないので、再度コラムを取り付けてヘッドキャップボルトを締め付けます。(ヘッドキャップボルトは前ブレーキをかけてフォークがガタつかないレベルで特に規定トルクはないようですね、でも2〜3N-mくらいですかね)
最後にステムを規定トルクで締め付けます。(私は指定トルク最低の5N-mにしてますけどこれでバッチリ締まります・・・、でもプレッシャーアンカーが上がって来てたということは5N-mじゃ少し弱かったか???)
ひとまず5N-mで締め付け、またしばらくしたらチェックしてみようと思います!