
こんにちは「BICYCLE INFO」です
ここ数年、携帯電動ポンプの市場が凄い動きを見せていますね!
価格がピンキリですが、amazonだけでも沢山の種類の携帯電動ポンプがヒットします。
携帯電動ポンプはパンク時いかに効率よくエアーをいれられるかがカギになるわけですが、「安かろう悪かろう」的な商品も多いようですので注意してチョイスしたいですね。
携帯電動ポンプのブームの火付け役と言えば、やはり「CYCPLUS」のAS2もしくは AS2 PROなわけで、私自身もAS2 PROを携帯しています。
当初は小型化のために空気圧はタイヤの指押しでカンに頼る方法でしたが、最近はデジタル表示で指定空気圧になると自動停止するシステムに変わってきています。
今回は自転車のセンサーやサイコンで勢力を伸ばしている「COOSPO」からAP-B1という携帯電動ポンプがデビューしたので、早速試してみようと思います。
「CYCPLUS」のAS2 PROが近い性能なので、その比較もレビューします。
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COOSPO AP-B1
携帯電動ポンプ/LED表示/PSI・BAR表示
日本語対応・送料無料
COOSPOの携帯電動ポンプAP-B1
最近自転車関連のパーツは中国ブランドの勢力がもの凄いです、カーボンパーツなどはヨーロッパやアメリカの一流ブランドの半分以下で手に入れることができるようになりました。
「安かろう悪かろう」というイメージが先行していましたが、プロチームのスポンサードなどで名誉挽回してきているブランドが増えました。
COOSPOも中国のブランドですが、非常にコスパが良いのでセンサー関連は愛用中です。
COOSPOの携帯電動ポンプAP-B1到着
COOSPOは全てこのデザインに統一されたパッケージで到着します。
最近多い、過剰包装ではなくシンプルな仕上げですね!



COOSPOの携帯電動ポンプAP-B1は仏式と米式に対応しており、ホースを使用しない直入れの場合は写真の赤と白のアタッチメントを交換して使用するようになっています。
マニュアルは日本語対応になっていませんが、必要ならこの記事を読んでいただければ簡単な操作なのですぐ慣れます。

あまり使い道はないように思いますがストラップも付属しています。
ボールへの充填もできるので、ボール用のアタッチメントも付属です。
AP-B1のスペック・操作
ディスプレイ | LCD デュアルスクリーン |
本体材質 | ABS樹脂 |
バッテリー容量 | 500mAh (7.4V / 3.7Wh) |
出力 | 40w |
空気圧単位 | PSI/BAR |
可能最大空気圧 | 120 PSI/8.2 BAR |
排出速度 | 14ℓ/分 |
ライト | ○ |
充電タイプ | USB-C |
満充電時間 | 1時間未満 |
サイズ | 71.5×45×32mm |
重量 | 130g |
操作について
ON/OFF | パワーボタン長押し |
スタート/ストップ | パワーボタンクリック |
気圧調整 | + – ボタン |
PSI/BAR切り替え | – ボタンをダブルクリック |
ライト点灯 | + ボタンをダブルクリック |
AP-B1のサイズ


コンパクトな仕上がりでツールケースにも余裕で入ります!
AP-B1はライト付き
LEDライトが付いていますので、暗くなってからのパンク時には便利ですね。
真っ暗な場面で、十分とは言えませんが使用に耐えうる明るさです。


暗い場所での写真を撮り忘れましたが、青白い光で強くはありませんが、作業の足しにはなると思います。
本体には冷却用のスリット
携帯電動ポンプは発熱温度に差はありますが、どれも結構な熱を発します。
COOSPOの携帯電動ポンプAP-B1も筐体が熱くなると思っていたのですが、両側に冷却用のスリットが入っているのと、筐体が金属製ではないためか想像以上に熱くなりませんでした。
その反面このスリットが、防音ということに関してはネガティブな結果になると想像していました・・・が結果は下で計測しています?


ボタンは大きくて押しやすい
携帯電動ポンプのなかでは後発になるので、色々と改良されてきていますね!
ボタンはラバー製で非常に押しやすい大きさです。
日本ブランドの携帯電動ポンプに似た感じのボタン配列です。
似てるというより、LED部分を見る限り共通部品ですね・・・?
オリジナルがどこのメーカーかはわかりませんが、ODM委託をしているそうで重要なポンプ部も改良されているとのことでした!


空気圧単位はPSI/BARに対応
空気圧単位はPSI/BARに対応しているので、どちらを使用していても表示切り替えができますので便利ですね!
最大空気圧は120PSI/8.2BARとスペック的にこれ以上入れる時はないだろうというレベルまで入れることができます。
下でCYCPLUS AS2 PROとの比較をしてますのでお楽しみに!


仏式・米式に対応
COOSPOの携帯電動ポンプAP-B1は仏式・米式に対応していますので、ロードの仏式はもちろんMTBに多い米式にも対応しています。
方法はバルブへホースを使わない直入れの場合は「赤」「白」のアタッチメントを付け替えてください。
赤:仏式
白:米式
こちら仏式


こちらが米式


直入れでもOKですが、せっかく設定空気圧で自動で停止してくれるわけですから、ホースをつけたほうが圧倒的にラクですね!
本体も発熱しますし、バルブに押し付ける力も必要ですので!
TPUチューブごご利用の場合は、必ずホースを着けてご利用ください。熱でTPUチューブが溶けてしまうことがあるようです!(これはどの電動ポンプにも注意書きに書かれているようなので注意が必要です)
ホースを本体に取り付け先端のネジを緩めると「仏式バルブ」、締め込むと「米式バルブ」という感じで使い分けます。


CYCPLUS AS2 PROとの比較
それでは実際の大きさから比べていきます。
ややCOOSPOのAP-B1のほうが一回り大きいな仕上がりですね。
ホースを使う場合、COOSPOのAP-B1は赤いアタッチメントは必要なく直にホースをつけますが、CYCPLUS AS2 PROは少しの出っ張り部分にホースを付けますので、下の写真がホース付ける場合の大きさ比較になります。



LEDはCYCPLUS AS2 PROは1/100気圧まで表示しますが、COOSPOのAP-B1は1/10気圧までとなります。

COOSPOのAP-B1は指定空気圧が常に見えるようになっていますが、CYCPLUS AS2 PROは指定空気圧は設定時に確認できますが、以降は0.00〜指定空気圧までのカウントとなります。
発熱について
CYCPLUS AS2 PROは5BARを2本目くらいから、かなり発熱するので素手で持ったままは難しいので、白いシリコンカバーをつけて使います。
これは熱の伝わりを抑止するのと、落下時の衝撃緩和にも効果がありますね!
CYCPLUS AS2 PROはアルミ筐体のため「熱しやすく冷めやすい」性質を持ちますが、COOSPOのAP-B1はABS樹脂製ですので、質感は劣りますが熱伝導率が低く思ったより熱くならないので、直入れの場合でも手で持っていることが可能でした!
COOSPOのAP-B1のスリットは結構大胆に空いてますので、水分の侵入には注意が必要です。発汗で湿度高くなるがジャージの腰ポケットに直入れは危険だと思います。
充填中のノイズについて
携帯電動ポンプはどれも一定レベルでウルサイです。
室内で夜や早朝の使用は不可能と考えましょう(笑)
一軒家でも隣接する家があるような条件の場合は朝夜は難しいと思ったほうがいいと思います。
外の昼間(ライド中のパンク時)や、街中なら問題ありませんが、知らないでスイッチを入れると結構ビックリされます。(コンプレッサーを使用したことがある方なら音の大きさの想像がつくと思います)
COOSPOのAP-B1はCYCPLUS AS2 PROのような密閉タイプではなく、冷却用のスリットが入っているので確実にノイジーかと思っていましたが、結果はこちらです!


スマホのアプリなので、誤差があると思ったので数回計測しましたが、なんと同じ値86dbとなりました!!(写真のようにスマホマイクからの距離も同じ位置で計測しています)
聞き比べましたが、周波数も同じような感じで、どちらかが低いとか高い音ということもないように感じました。
700-25Cクリンチャーを何本入れられる?
実際に何本のタイヤの空気を6BARまで入れられるのかテストしてみます。(共にホース付きでのテスト)
テストに使用したのは下記タイヤです。
タイヤ:アジリスト700-25C
チューブ:パナレーサー R-Air
空気圧 : 6BAR

まずはエアーを全て抜いてスタートです!
CYCPLUS AS2 PROで1本入れる時間
エアーの排出速度はCYCPLUS AS2 PROのほうがかなり早いですね!
6BARで自動停止するまでの時間は約55秒!(早っ)

COOSPOのAP-B1で1本入れる時間
COOSPOのAP-B1は1/10気圧表示なので数字の変化が遅く感じるのかな?と思っていましたが実際に計測した数字をみる、約22秒も多くかかっていました。
個人的な意見として、22秒の違いは大した問題ではありませんが、音が大きいので「騒音の響く時間」と考えると大きな差かなと感じます。

果たして何本入れられるのか?
若干COOSPOのAP-B1のほうがバッテリー容量が大きいのですが、果たしてどれくらいの差がでるのか?
COOSPO AP-B1 | 700-25C 6BAR充填 | 3本は満充填 4本目は5.5BAR |
CYCPLUS AS2 PRO | 700-25C 6BAR充填 | 3本は満充填 4本目は3.4BAR |
どちらも3本の700-25Cタイヤを6BARまでいれることができ、4本目はCOOSPOのAP-B1は5.5BARで停止、CYCPLUS AS2 PROは3.4BARで停止する結果となりました。
完全にバッテリー容量に比例しているようですね。
比較してみた感想

CYCPLUS AS2 PROは大きさが小さい分、4本目の気圧がCOOSPOのAP-B1より低めでしたが、ほぼ差はないと言っていいと思います。
CYCPLUS AS2 PROの充填スピードが速いのはメリットですね!
シリコンケースを装着しない状態の質感はアルミ筐体のCYCPLUS AS2 PROが勝っています。

COOSPO AP-B1はCYCPLUS AS2 PROより多少大きいが、比較検討するほどでもないかなという印象でした。
ツールケースなどにスペースの制約がある場合はデメリットになるかな・・・・?
COOSPO AP-B1はABS樹脂の筐体なので、発熱量が少なく手で持っていることができるため、シリコンケースを装着しなくても大丈夫なところはアドバンテージとなりますね。
直入れしないと割り切れば、仏米用のアダプター(赤と白のアダプター)は持たず本体とホースだけで済むので、ここは大差がありません。
正直性能の差は僅差で、一回り大きくても価格が安いほうが良い方はCOOSPO AP-B1、できるだけコンパクトで素早い充填ならCYCPLUS AS2 PROという感じでしょうか!
耐久性については、今までCYCPLUS AS2 PROは何の問題もなく使用できましたが、COOSPO AP-B1はテストが終わっただけなので耐久性はわかりません。
こちらについては今後追記していこうと思います。
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