こんにちは「BICYCLE INFO」です
しばらくメンテナンスや、ちょっとしたパーツの紹介が多かったのですが、ついに念願のカーボンホイールを装着することに!
今回リアクト4000に装着するのは「Elitewheels Drive 40D」各方面での評価も上々で、軽量化にも大きく貢献できそうですね。
「目標の7kg台」へのダイエット結果は最下部でご紹介しています!
使用したタイヤは、今まではクリンチャーのアジリスト25Cでしたが、今回はアジリストDURO TLR 28C(チューブレスレディ)にしてみました。
「Elitewheels Drive 40D」のインプレと写真をメインに細部をご紹介していきます。
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Elitewheelsについて
「Elitewheels」はロード〜グラベル・MTBまで数々の種類のホイールをラインナップするカーボンホイール専門の中国のメーカーです。
ヒルクライムなのかエアロで高速巡航なのかグラベルなのか、それともオールラウンドなのか、はたまたMTBなのか自分の用途に合わせて選ぶことができ、ハブのアップグレード等も行えます。
「Elitewheels」はUCI認証済みのカーボンホイールをラインナップし、プロチームへの提供、そしてそのフィードバックを形にしグローバルな展開で日本でも知名度が上がってきているメーカーです。
Elitewheels Drive 40D到着!
私の場合、到着までに6日間かかりました。(不在で配ロッカーにも入らない大きさだったので不在通知が投函されておりプラス1日で7日間でしたwww)
ヤマトや佐川の宅配便ではなく、郵便局からのお届けでした。(時期や先方の都合によっては違うかもしれません)
梱包状態については、非常に厳重なパッキングで到着しましたので、相当荒っぽいことをされない限り問題なく到着すると思いますよ!
付属品は説明書、保証書、ディスクローターのロックリング、スペアのカーボンスポーク×4本(ニップル付き)、バルブとリムテープは装着済み
ロックリングはアルミ製の外セレーションタイプが採用されています。
外ソレーションタイプですと、最近のロードバイクはクリアランスが少なかったりするので、SHIMANOのローターは内セレーション、外セレーション2つのタイプから選べるようになっています。
ローター自体にもロックリングは付属していると思いますので、ご自分のバイクにフィットする方で良いですね!
でも付属のロックリングはアルミ製なので軽量かも・・・?
Elitewheels Drive 40Dのスペック
Elitewheels Drive 40Dのスペック
リム&スポーク | |
---|---|
ホイールサイズ | 700C |
対応タイヤタイプ | クリンチャー/チューブレス |
ビードタイプ | フックド |
リムハイト | 40mm |
内幅 | 21mm |
外幅 | 28mm |
推奨タイヤサイズ | 700×25~38C |
スポークパターン(F) | 2X/ラジアル (2:1) |
スポークパターン(R) | 2X/1X (2:1) |
スポーク数 | 21(F) / 24(R) |
スポーク素材 | 3.2mmカーボン |
ハブ&その他 | |
---|---|
サイズ(F) | 12×100mm |
サイズ(R) | 12×142mm |
ベアリング | S&Sセラミック |
ブレーキ | ディスク |
フリーハブタイプ | 4 POLE |
ハブ互換 | シマノ / SRAM XDR / カンパニョーロ |
リム仕上げ | グロッシーマーブリングブラック |
付属品 | バルブ、リムテープ |
重量 | 1260g±30g(バルブ、リムテープ除く) |
基準 | UCI承認、CE認定 |
Elitewheels Drive 40Dの重量
リムハイトやハブ、スポークの素材などもホイール選択の重要な要素だと思いますが、動力性能にダイレクトに直結し、ライドした時に最も変化を感じやすいのがホイールとタイヤの重量ですので、ここは気になりますよね!
Elitewheels にはDrive 40D、Drive 50D、Drive 65Dの3種類がラインナップされており、さらにDrive Helixという横風など空力を考慮した波状リムもラインナップしています。
最近、さまざまなメーカーからラインナップされ始めていますね!
ハイトが違う設定なので比較は難しいですが、Drive 40DとDrive Helix 46D SSを比較すると、Drive Helix 46D SSは若干重量増です。
今回はリアクト4000の軽量化も念頭にありましたので、最軽量のElitewheels Drive 40Dを選択しました。
私のリアクト4000のシートステイの幅が最近のモデルほど広く作られていないので、ホイールリム外幅とシートステイのクリアランスの関係も考慮しElitewheels Drive 40Dを選んでいます。
Elitewheels Drive 40Dの重量
公称1260±30g (チューブレスバルブ、リムテープ除く)
バルブとリムテープは装着されて納品されるので、バルブは外しましたがリムテープは剥がすのがもったい無いので剥がさず測定です!(リムテープはついたままなので正確な公称値との比較はできませんが、持っただけで軽さは歴然です)
まずはフロント、578.1g
そしてリア、716.3g
前後合計の公称値は1260g±30gですから、リムテープが1本につき5g~10gと仮定しても、公称値の範囲内の計算になります
到着したElitewheels Drive 40Dの重量
578.1g+716.3g = 1294.4g(リムテープの重量含む)
ちなみにバルブはというと、ジャスト6gでした。(チューブレスバルブの平均値ですね)
Elitewheels Drive 40Dの各部仕上
カーボンホイールは高価なものでロードバイク1台買えてしまえるようなものもあります。
無名の中華カーボンホイールでも10万円弱位はしますので安い買い物ではありません。
ElitewheelsのDriveシリーズはUCI コンチネンタル プロチームによってレースにも使用されており、
日本でもかなり知名度を上げているので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
リム
ElitewheelsのDriveシリーズのリムは、東レのT800とT1000カーボンファイバーの中間の特性を持った、UNIカーボンファイバーを使用することで、強度があるだけでなく非常に軽くて剛性も高くなっているようです。
リムはランダムなカーボン素材が見え、グロッシーな仕上げで非常に高級感がありますね!
かなり丈夫なクリアーが塗装されているので、タイヤの取り外し時のレバー使用時にも剥がれたりすることはありません。(但し、必ずプラスティックレバーを使用してください)
ツヤツヤでものすごくキレイですよ!
Drive 40DのリムにPanaracerのAGILEST DURO TLRを嵌めてみましたが、全くキズばど付かず問題ありませんでしたよ!
ビードを嵌める際のリムとの摩擦跡は、布で拭いてあげるだけで簡単に落とすことができます。
フリーハブ&ベアリング
ElitewheelsのDriveシリーズは、高精度の誤差で機械加工できるCNC マシンを使用し削り出しの高精度ハブを使用し、セラミックベアリングがフロントに2個、リアには3個使用されています。
セラミックベアリングはスチールベアリングと比べて、低摩擦抵抗、軽量、高剛性と言われていますが、プロ選手やガチ系の方じゃ無いとその恩恵を体感するのは難しいレベルではないかと思います。
仕上げ質感、本当にキレイです。
フランジの肉抜きも軽量化に貢献しています。
ElitewheelsのDriveシリーズのハブタイプは4POLE(4枚爪)で、DT-SWISSのようなラチェットタイプではありません。
スターラチェットのほうが確かにかかりの時間は短くなると思いますが、部品点数からいっても重量的には重くなるのかと思います。
もちろん、オプションでラチェットも選べるようなのでお好みでチョイスすれば良いと思います。
こんな感じに簡単にスルーアクスルのスリーブが外すことができ、メンテナンス性も良好です。
外すとセラミックベアリングがお目見えしますが、グリスが薄めなので防水性が少し心配かな・・・。
ハブのメンテナンスも非常に簡単で、反対側のシャフトを固定してドライブ側を緩めるだけでフリーボディは外すことができます。(今回は面倒だったので行っていませんが、備忘録として下記動画も残します)
簡単ですよね!
スポーク
ElitewheelsのDriveシリーズはカーボンスポークを採用し、軽量化と高剛性化を両立しています。
3.2mm 幅のエアロブレードスポークで、同等のスチール製スポークと比較して横剛性が 7% 向上しているそうです。
カーボンスポークで軽量・剛性アップはいいけど、もし折れたら・・・?
ElitewheelsのDriveシリーズは通常のスポーク同様に交換が可能で、4本のスポーク&ニップルも付属しています。
もちろん、4本以上折ってしまっても大丈夫、パーツ販売しております!
オプションパーツにはクーポンコードは使用できないのであしからず・・・。
ELITEWHEELS 公式ページ
オプションパーツはコチラ
日本語対応
※Driveシリーズの HelixはグレードがありSSグレードはSapim CX-Rayスポークを採用し、CSグレードはカーボンスポークを採用しています。
チューブレスバルブ&リムテープ
ElitewheelsのDriveシリーズには、出荷時にリムテープとチューブレスバルブが取り付けされた状態で届きますので、リムテープがうまく貼れないなどがなく助かります。
バルブも取り付けてありますので、そのままシーラントを入れてTLRとして組み上げられます。
私は第2ビードからシーラントを入れますが、バルブから入れたい方もOK!
バルブコアも外せる分割タイプです。
キャップがコア外しも兼ねていて便利ですが、ちょっと重そう・・・。
Elitewheelsの購入の方法
日本での購入方法は、本国公式ホームページと国内正規代理店から購入する2通りになります。
本国の公式ホームページからの購入となると、国内の正規代理店からの購入と比べるとちょっとハードルが高く感じてしまう方も多いのではないでしょうか?
実際に購入してみましたが、到着までに国内通販と比べて多少時間が必要ですが、国内購入となんら変わりないなと言う感じでした!
公式ホームページからですと国内の正規代理店より安価での購入や豊富なフルラインナップから選べるメリットもあります。
今回、私は本国の公式ホームページから購入しましたが、もちろん日本語対応ページですしメールやチャットでのやり取りも日本語で行えます。
・注文から到着(東京)まで在庫ありで、およそ6~10日間を想定していた方が良いです。
・日本への送料は無料です
・受取時に関税を請求されることはありまんでした。(ここ気になりますよね!)
・発送後すぐに追跡画面のURLが届きますので安心です。
・支払いは「PAYPAL」かクレジットカードになります。(PAYPALがおすすめ)
※支払い方法で「PAYPAL」がおすすめな理由として、クレジットカード番号は「PAYPAL」が管理していますので相手側には開示されないようになっているからですね。必要以上にクレジットカード情報を開示したくないという方にはおすすめなのです。
※日本語対応の公式サイトですが、価格は$(USドル)で表示されます。PAYPALでの支払いなら購入日の為替レートが適用されますが、クレジットカード支払いの場合はカードの決済日になると思います。(こちらは私の記憶ですので・・・)
15%OFFクーポンコードはここへ入力
今回、Driveシリーズが15%OFFになるクーポンコードを頂きましたので、ご検討中の方は是非ご利用ください。
カート画面へ進むと「クーポンを適用する」が表示されますので、 bicycle-info をご入力ください。
適用されると「カート合計」のところにクーポン詳細が表示されます。
$178.35の割引は魅力です!(2024/12現在)
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※Drive Helixシリーズはクーポンコード対象外です
実際にElitewheels Drive 40Dでライドして感想
ライドする前にまずは外観の変化から見ていきましょう!
40mmハイトはやはり外観も大きく変わりカッコいいですね〜🎵
今まで装着されていたのは「DT-SWISSのP1800 SPLINE DB 23」もちろんアルミ製で数字の通り23mmハイトなのでDrive 40Dとの違いが歴然ですね!
しかも約400gも軽量化〜!
カーボンリム&カーボンスポークは軽量です!
「DT-SWISSのP1800 SPLINE DB 23」も23mmハイトなので、割と軽量で約1700g。
Drive 40Dはフロント578.1g+リア716.3g = 1294.4g(リムテープの重量含む)、ホイールだけで約400gも軽量化!
開梱して持った時点で「軽っ〜」って感じでした。
漕ぎ出し
ホイールで約400gの軽量化は大き過ぎで、レースはしてない自分でも、漕ぎ出しの軽さは本当に驚きに値します!!!!
確実に体感できるレベルですね。
ストップ・アンド・ゴーの多い東京の道には本当に驚異的なホイールだと思いました。
タイヤをAGILEST DURO TLR 28Cにしたため、クリンチャーAGILEST 25Cと比べるとタイヤだけで1本50gほど違うので、機会があればAGILEST TLR 28CやAGILEST DURO TLR 25Cで試してみようと思います。
さらに軽量化の恩恵を味わえるかもしれませんね!
アジリストDURO TLR(チューブレスレディ)でのチューブレス化とインプレはコチラ。
クリンチャーAGILEST 25Cのレビューはコチラ
加速性能
なんかあまり良いことばかり言いたくは無いのですが、漕ぎ出しに続き加速性能も非常に良く感じました。
中速域(自分の中では30km~40kmくらい)、漕ぎ出してこのスピードに到達するまでは明らかに速い。
400gの軽量化を思い知らされた感じが強いです!
平坦はもちろんですが、上り(勾配5%〜10%くらいですがwww)でも全然軽く回せるようになりました。
踏み込んでも剛性感に不満を感じることはありませんでした。
むしろ「カーボンの独特なしなりと伸びがあるな」という感じですかね。
高速巡行
高速巡行といっても40km~50kmまでくらいですが、40mmハイトということもあり特筆する伸びは感じず、ペダルを止めた時のスピード低下はわりと早い気がしますね。(40km〜50kmと書きましたが、私の場合50kmはMAXで巡航は無理ですが・・・www)
軽くなった分、回転する慣性が低くなったのではないかと・・・?
50mmハイトを超えてくると、もっと高速域でのエアロ効果で伸びを感じるのかもしれないと思いました。
横風の耐性
結論から言ってしまうと、以前と同じように横風を受けた時におきる挙動とは違う挙動に変わりました。
今までのDT-SWISSのアルミホイールは23mmハイトで、Drive 40Dはその倍近いハイトですから横風の受け方もかなり強まると予想していました。
ですが実際に走ってみると、以前、風速5mあると突然ハンドルが取られる挙動をするので「怖っ」という感じがあったのですが、それが無くなり、形容するのが難しいのですが、バイクと身体全体が風でゆっくりと横に押されるような挙動に変わり、ハンドルが取られないので怖さがありません。
もちろん全く同じ気象条件はあり得ませんが・・・、不思議ですね?
タイヤや空気圧やワイドリムの影響も大きいと思います。
乗り心地
いや〜、これは感動しました。
クリンチャーの25Cの道路の凸凹に神経を張り詰めながらライドしていたのはなんだったんだろう?
と思うくらい劇的な変化でした!
カーボンリムやカーボンスポーク、ワイドリム化の影響やチューブレス化による空気の保持層がも大きくなり低圧運用できる恩恵かと思いました。
今までは下記クリンチャーで6barくらいの空気圧で25Cに乗っていましたが、交換後は28Cのチューブレス化で低圧運用することが可能になり、最初は5bar → 100km走行後は4.5barほどまで落としています。
ホイール+タイヤが変更になりましたが、ハンドルがまだアルミのままなので、振動がやけに目立って感じました。
ハンドル周りもカーボンにしたほうが、トータルバランスはアップすると思われます!
交換前 6bar
DT-SWISSのP1800 SPLINE DB 23 + AGILEST 25Cクリンチャー
交換後 5bar → 4.5bar
Elitewheels Drive 40D + AGILEST DURO TLR 28C
〜ん、忖度なしでこういう結果になりますよね!
グラフで高速巡航が「7」なのは40mmハイトが影響してると思うので、是非「Drive 50D」や「Drive Helix 46D CS」などのディープリムも試してみたいですね〜!
横風の耐性については、40mmのリムハイトですから横風の影響を受けてはいますが、受けても非常に安定しており、突然ハンドルが取られないので「怖さ」がなくなり走行には問題ないということで「8」にさせていただいています。
セラミックベアリングですが、当たりが出るまで少し距離を走ったほうがいいのかもしれません、私の場合、100km程度ライドしましたら摩擦抵抗が下がり、さらにスムースに回転するようになりました!(ラックに下げてホイールを空転させると、リアのフリーのように抵抗のないフロントホイールは「いつまで回ってんの?」というくらい回り続けますwww、凄い!)
Elitewheelsの回し者ではないのですが、上記チャートがDrive 40Dの正直なポイントです!
「総評」は9ポイントと高くおすすめなホイールという結果です。
「リムテープ無しのホールレス」だったらさらに高ポイントだったかな!!??
さてリアクト4000は何kgに?
私のリアクト4000は2021年だったかな?
フル内装になる最終モデルでダウンチューブのトップからワイヤーが内装されるタイプなのですが、フレームがCF2カーボンなのでメチャメチャ硬いというより快適性重視で、それほど軽くはないので総重量がデフォルトで8.82kgもありました。
軽量化目標を7kg台としてカスタムしてきましたが、なかなかダイエットって難しいですね!
お金もかかりますし・・・。
しかし、ついに7kg台達成〜🎶(微妙〜・・・)
まだ手を入れるカスタムは沢山あるので、さらなる軽量化を望めます。
マイペースで進めますので、ご興味のある方は是非どうぞ!!
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