自転車用のサングラスは偏光レンズがいいと思う！

自転車のサングラスにも大まかにわけると、「偏光レンズ」「調光レンズ」という2種類のサングラスが存在します。

皆さんのサングラスをかける目的ってなんですかね？

眩しさを和らげるためとか、紫外線カットとか、さらにはカッコいいからなど理由は様々だと思います。

でも実際メインの役目は、やっぱりこれですよね！

1.眩しさを和らげるため
2. 紫外線カット

サングラスには「偏光レンズ」と「調光レンズ」というものが存在しますが、自分は自転車には「調光レンズ」より「偏光レンズ」が良いと思っています。

今回は「偏光レンズ」と「調光レンズ」についてお話しようと思います。

「偏光レンズ」と「調光レンズ」の違い

最初にあげましたサングラスの役目には、下の2つがメインではないかと言いました。

1.眩しさを和らげるため
2. 紫外線カット

この2つが「偏光レンズ」と「調光レンズ」にどう影響してくるのかお話します。

2. 紫外線カットについては、相当なバッタものでもない限り99.9%の紫外線カットなので2. 紫外線カットについては購入条件として探す必要はないでしょう。

（ほとんどのサングラスは有害な紫外線からほぼ100%あなたの目を守ってくれるはずです）

調光レンズとは？

調光レンズとはどんな仕組みのレンズかご存じですか？

調光レンズは紫外線量に応じて、サングラスのレンズの濃さを、薄い⇄濃いに自動調整してくれるレンズのことを言います。

紫外線量に応じてサングラスの濃度が変化するのですが、その変化スピードが「も〜〜わっ」と変化するのでタイムラグがかなりあります。

⚫️例えば日中のライディングメインの方が調光レンズを使用していた場合
快晴の中での走行中、トンネルに入ったとします。
するとトンネルのに入る前まで快晴で紫外線量もMAX、ということは選んだレンズの一番濃い状態→そこからトンネルに突入し、中でかなり暗い状態の場合はサングラスレンズの濃度変化のスピードがついてこれず、結構ヒヤッとした思いをすることがあります。
トンネルに少し距離があると、トンネルを出る頃にレンズが明るくなってきたり・・・www。
裸眼でも非常に明るい所から、いきなり暗いところに入ると鳥目のように一瞬何も見えなくなります。人間の瞳孔でもそんなに急には反応できないのです。
最近の高性能な調光レンズはかなり反応が良くなりましたが、それでも早い状況の変化にはあまり向いていないと個人的に思います。

ちょっと簡単に作ったので雑ですが、調光レンズは上の写真の様な感じですね！

紫外線（UV）量が少ない曇り時等はレンズは明るい→晴天で紫外線（UV）量が増えてくるとレンズは徐々に暗くなります。

便利そうですけど、1日中走り続けるかたや、屋外と屋内を分けて走るなど急激はサングラスレンズの濃度変化が必要ない場合はいちいちサングラスを掛け直したりする手間が省けるので有効です。

一番濃い状態（紫外線HIGH）のレンズの濃度がそれほど濃くないものを選択すれば、濃度変化も少なくなりますので、日中がメインのチャリダーの方にも対応できると思います。

偏光レンズとは

偏光レンズは、レンズの間に光の乱反射を抑止する偏光膜というものがサンドイッチされており、光の乱反射を気持ちよく抑えてくれるので、偏光サングラスをかけていれば眼への負担は低く疲れが少ないと思います。

わかりやすくするとこんな感じです。（サングラスを外して、かけた時の目の位置にスマホカメラが来るように撮影しています）

偏光レンズを通さないと、川に光が反射して全体的に川は光ってみえますね。

偏光レンズを通すと、この川の乱反射によるギラつきが嘘かのようになくなります。

川底が見えるくらい反射を抑えていますよね！

手前の雑草も川や日差しの反射をひろうので輪郭がハッキリしませんが、偏光レンズを通すとくっきりとしてきます。

※色の違いはサングラスのレンズカラーの影響ですので気にしないでください。

これは部屋のフローリングですけど、外からの光がフローリングにかなり反射していますが、偏光レンズを通すとこの反射がほとんど抑えられているのがわかりますよね！

この変化の違いを写真を撮るのが非常に難しいのでこのくらいでご勘弁ください。

実際の差はもっと凄いです。

偏光レンズを通すと、フローリングの色がもっとくっきり見え、写真ほど光が反射しません。
（AFTERの左側フローリングが実際に偏光レンズで見える状態に近いです）

反射を抑えるのでサイコンも非常に見やすくなります！

「偏光レンズ」か「調光レンズ」かは用途に応じて

調光レンズは 薄い⇄濃い の変化するスピードはやはり遅いので日中のサイクリングなど速い動きのスポーツには向かないと思います。

自転車のスピードが速いので、このスピードの変化に合わせて調光させるのはか難易度高めだと思うからです。

レンズカラーは「偏光レンズ」も「調光レンズ」も好きなカラーを選べますので、あとは眩しさをどうするかです。もしハイスピードでトンネルなどを通過するようなら、それほど濃いカラーではない偏光レンズをチョイスすれば、何も困ることはありませんよね！

ミラーレンズって基本は鏡のように反射して「目」が見えないため、暗いレンズの印象ですが、実際は非常に明るいので一度試してみるのをお勧めします。

今回ご紹介しているのは、ワークマンの偏光サングラスです！（現在は完売のようです）

これ1280円だったかな？

かなり前なのでよく覚えていませんが、オモチャみたいな価格でどのくらい効果を発揮してくれるのか興味があったので試しに購入してみましたが、そこはあまりにも有名になってしまったワークマンの名に恥じない驚きの性能でした。上でご紹介した見え方SAMPLは全てこのワークマン製偏光サングラスでの効果です！

価格は変わりますが、偏光レンズは各社ラインナップしているので検討してみるといいと思いますよ。

こちら偏光・調光のレンズが付属（オレンジは偏光で、透明が調光です）の機能のようですね！ROCKBROSってなぜこんなに安い？今風のデザインだし今度購入してみます！