
こんにちは「BICYCLE INFO」です
使用中のアルテグラチェーン(CN-HG701)が5000kmを迎えるので、デュラエース(CN-HG901)に交換しようと思います。
そんなわけでamazonよりデュラエース(CN-HG901)を購入!
到着したデュラエース(CN-HG901)は「ん?」なんか箱違うのでは???
「LINKGLIDE」なんて書いてなかったし、まさか偽物・・・・!!??
結論から言ってしまうと、色々WEBを調べてみましたが本物のようです!?(と、勝手に納得しただけかも)
なんとなく自分の中で納得できてしまったのでそのまま使用していますが、今回はそれまでの流れと開封後の初期グリス(完全脱脂)までをご紹介しますね!
シマノ CN-HG901チェーンこれ本物?
シマノ チェーンはCN-HG901(デュラエース)に限らず偽物も多く流通しているらしい!
私は今までに明らかに偽物をつかまされたことはありません。
今回も日本のamazonで購入してます。(WEBを色々探すとamazon購入でも偽物はあるらしい・・・)
もうそうゆうの勘弁してくださいよ〜って感じですよね!
CN-HG901(デュラエース)はリンクピンが中空でコストもかかることから少ないらしいですが、それでもあるようです。
amazonで購入したCN-HG901

「んっ?」と思いませんか?
下のパッケージを見慣れていたので、「LINKGLIDE」って何?
「HG-X11」も書いてないし、リンク数のチェックマークも印刷だ〜???

でも出荷元も販売元もamazonだしな〜・・・・。
ちょっと気になるのでWEBを調べて見ましたので、その内容をご紹介!
もしかしたら偽物かもしれないポイント
有名な〇〇海外通販などで購入すると、あからさまの偽物が到着したりすることも実際あるようですので、それらにはどんな共通点があるのかご紹介しておきます!
※これらに該当するから偽物とか、該当しないから本物などの判断はシマノお客様センターへ問い合わせたほうが確実だと思います。あくまでもここに掲載しているのは私が調べた未確定情報に過ぎないのであくまでも最後は自己判断ということでお願いします。
1.パッケージ裏の社名表記
偽物は「SHIMANO NORTH AMERICA BICYCLE,INC.」ではなく「SHIMANO AMERICA CORPORATION」のケースが多いらしい!
ということで、こちらはセーフ!

2.パッケージ表左上のマークが金箔押しじゃない
偽物はパッケージ表左上のマークが金箔押しじゃないケースが多いらしい!
私のは金箔押しなので、コチラもセーフ!

3.クイックリンクが別袋じゃなくチェーンに同梱されている。説明書もWEBで調べると色が違うみたい?
私のはクイックリンクは別袋で、WEBの情報と同じような色の説明書なのでコチラもセーフ!


刻印も偽物と言われる画像と比べると、本物は明らかに違う(これは私の本物のはず・・・)
4.デュラエースに限るけどリンクのピンが中空じゃない
これは1発アウトの偽物ポイント!(私でもわかる)笑
本物のデュラエース(CN-HG-901)は中空ピン。私のも中空ピンなのでコチラもセーフ!

5.パッケージ裏面下部の商品コードなどがステッカーじゃない
パッケージの裏面下部が本物は白窓のところにステッカーを貼っているが偽物はステッカーではなく直接印刷してあるらしい!
私のは白窓のところにステッカーを貼っているので、コチラもセーフ!

6.リンク数のチェックマークが手書き?
本物はリンク数のチェックマークが手書きらしい!(リンク数表示が2つある場合)
「HG」や11Sなどの表記部分が違う・・・!
最初に気づいたのがココだったので心配だったが、調べていくと一番新しいパッケージはこのスタイルらしい!
チェックマークも印刷になったらしい!
WEBの情報を信頼して一応セーフ!

まっ、とにかく調べ始めるとキリがないくらい様々な情報が出てきます。
でも最終的には自分で現物を触ってみてどんな感じがしたかということも、工業製品の良し悪しを見極める大切なことかと思います。
そもそも自分で取り付けしない方や、あまり気にしてない方はそんなことに気づく由もありませんが・・・。
ただ重要保安部品なので、最悪チェーンが切れて大事故ってこともありえると思うので注意しましょう!

これは本物(だと思う・・・)
初めてチェーンを触る方はわからないかもしれません。
私も自転車屋さんのように毎日触ってるわけではありませんので確固たるものがあるわけではありませんが、触るとチェーンのリンクの動きや滑らかさがSILTECのおかげかわかりませんが全然違いました!
こんなに滑らかにクネクネするチェーンは初めてかもしれません。(今まではアルテグラまでしか触ったことがありません)
これは本物(だと思う・・・)
根拠はWEBに公開されてるポイントをほぼクリアしていること。なによりも現物を触ってみた感じや仕上げが一番の根拠かな・・・。偽物がここまでやってたら利益が出ないですよ!(自転車屋さんが見て「コレ偽物です」と言われたらどうしよ・・・泣)
雑な面取りや刻印の違いなど、なんか怪しいと思ったらWEBを調べてみると良いです。
沢山の情報が出ていますので参考にしてみてください!(私は翻訳で日本語にして読みました)
ここ色々書いてありましたね!
Fake Shimano chains from American LBS?!
byu/Jamminatrix inbikewrench
チェーンは本物ということで初期グリスの除去
せっかくの本物のデュラエース( CN-HG901)チェーンなので、チェーンのルブ管理はシッカリやりたいので、ここはやはりGOTALさんの「チェーンディグリーザーの素」を使い完全脱脂です!
といきたいところなのですが、本物のデュラエース( CN-HG901)チェーンの初期グリスはかなり内部まで強固なため最初から「チェーンディグリーザーの素」だけでは完全脱脂できないとのこと!
初期グリスの完全脱脂方法をまとめてくれています↓
それは「食物油を使った油煮」とのことです。
しつこい油は油で溶かす!なるほど理にかなってますね。
- 1まずは弱火ので食物油で5分間油煮します。(普通のサラダ油でOK)
こうすることで初期グリスが融解して「チェーンディグリーザーの素」で洗浄できるようになるそうです。
- 25分ほど油煮したらバットなどに移す
- 3触れる程度の温度になったら「チェーンディグリーザーの素」で洗浄

- 41回目の洗浄
リンク内部の油が溶けだしてるのでそれなりに汚い
- 52回目の洗浄
もうほとんどキレイ

- 63回目の洗浄
完璧!
- 7チェーンを靴下に入れてドライヤーで2分程度乾燥
靴下の中でドライヤーをかけるとものすごく熱くなるので火傷に注意!
この後に長時間放置すると完全脱脂後で錆びやすいので、早めにルブを挿しましょう。
これで完成!!!
チェーンの完全脱脂をするなら試してみてくださいな!
チェーン、本物で良かった〜!!!(笑)



