こんにちは「BICYCLE INFO」です
今まで、リアクト4000はデフォルトのステムで乗っていましたが、距離を重ねるごとにどうもハンドルが近く窮屈さを感じていました。
STIの先の方を握るとその窮屈さが緩和されるようで・・・
そんなことで手軽にポジション変更できるステムを交換してみることにしました。
今回はリアクト4000のステムの交換についてレビューします。
DIXNAのVシェイプステム
ロゴがどデカく入ってる感じの主張し過ぎなステムじゃなくて、あまり主張せず地味にロゴが入っていてしかも軽量なもの。
それから、半端に角度のついた純正ステムじゃなく地面と水平になるようなステムを探していました。
DIXNAのステムは長さ、アングルなどが豊富なので、ポジション出しにも非常に便利なステムですね!
DIXNAステムと純正ステムのスペック
ステム長 | アングル | コラムハイト | |
MERIDA純正 | 90mm | -8° | 35mm |
DIXINA | 110mm | -17° | 43mm |
大抵のロードバイクはステムを水平にするなら-17°(73°と書かれている場合もあります)でだいたいステムは水平になります。
ステムは水平がカッコいい!
特にホリゾンタルフレームには-17°のステムで水平にするとバランスがとれスッキリしてカッコいいのです!
筆者のリアクト4000はエアロロードカテゴリーなので、ホリゾンタルフレームになるのですが、フレームのサイズが小さくなると若干スロープしてきます。
筆者のも若干スロープしていますが、この程度ならやはりステムは-17°がバランスがとれてカッコいいですね!
完全に個人的な拘りなので、家族などは交換したことに全く気づいていません。www
窮屈さはステムの長さで解消
ステムアングルを-17°にするということは、ハンドルは若干遠くなり、前傾姿勢になります。
さらにステム長を長くするわけですから、ハンドルはさらに遠くなり前傾はさらにきつくなるのですが、半年以上このバイクに乗っていて窮屈さを感じていたのでポジションを確認するにはいいタイミングでした。
ステム長を長くすると、回転軸(コラム)から遠くなるので、安定感が増すんですね。
ステムが短い→クイックなハンドリング
ステムが長い→スローなハンドリング
ロードバイクはMTBのようなハンドルさばきは無いので、スローなハンドリングで安定感を求めるので、プロ選手などを見てもステムはかなり長いものを装着しています。
ステムの重量を比較してみた!
リアクト4000は軽量化で7kg台を目指しているので、ステムのように小さな部品でも重量は気になります。
そんなわけでステムの重量を比べてみました。
なんと純正の90mmステムのほうが約30gも重たいんですね〜!
長くしたのに軽いDIXNAのステムはなかなか優秀です。
DIXNAのステムは通常丸いパイプですが、ボディーがV型逆三角形デザインになっているVシェイプステムで、材質は6061-T6 アルミ製です。
見るからに純正の90mmステムのほうはただの鋳物のようですので、薄くもできず重たくて当然という感じがします。
ステムキャップはステムに付属していない
楕円とか特殊な形状のステムには当然ステムキャップが付属していますが、正円のステムキャップ形状の場合はほとんどは付属していません。
とにかくシンプルに軽量がテーマなので、ADEPTというメーカーのステムキャップを選びました。
ステムキャップもプレッシャープラグへのボルトもアルミ製で軽量です。
薄く、仕上げ精度ともに非常にキレイで超軽量ですよ!
ワンポイントに赤のアルマイト加工されたボルトも付属しますが、迷わず黒を使いました!
コラムハイトは8mmちがうので、純正で付いている5mmスペーサーも取ることができ、さらに理想のポジションへ!(ちなみに純正は5mmが1枚、10mmが2枚と合計で25mm底上げされています)
「リアクト4000の軽量化」ページについてはコチラをどうぞ!
ステムを-17°で110mmにした感想
まず見たがカッコよくなりました!(いいんです自己満足ですからwww)
上が純正ステム、下がDIXNAの-17° 110mmに交換後になります。
肝心のポジショニングはというと、不思議なくらい窮屈さがなくなり、理論通りハンドリングが安定したので、ダンシングの時や、下ハンの時もちょっとしたフラつきも無くなった印象です。
現状ハンドルまでの距離は丁度良い感じですが、ロングライドではどんな感じなのかは未体験ですので、また追記していこうと思います。