こんにちは「BICYCLE INFO」です
サーモス保冷ボトルに限らず、ボトルケージに抜き差しを繰り返すとボトルは傷だらけになってきます。
傷ももちろんですが、塗装の剥がれも多数・・・。
サーモスの保冷ボトルは黒でステンレスに塗装がしてあるので、傷や剥がれが増えてくると非常に目立ちます。
私の場合、それが逆に好きだったりして気にしていなかったのですが、ホームセンターで塗装の「剥離剤」を見つけてしまい、カスタム心が少しメラメラと・・・www。
そんなわけで今日はサーモス保冷ボトル(黒)のカラーを剥離剤で剥がしステンレスの素地を出してイメチェンしてみたので、やってみたい方はご参考に!
剥離剤で手軽にイメチェンできる
まだ10回ほどしか使っていないのですが、ステンレスは材質が硬いためボトルケージから出し入れを繰り返すとイヤでも傷だらけになります。
出し入れする角度はいつも同じになるため、良く擦れたりぶつかる部分は塗装が剥げてきます。
ポリ製ではないので、そんなことは承知の上で購入したわけですが結構目立ちます。
サーモスの保冷ボトルはステンレス製で、錆びませんから素地剥き出しでも良いわけなので、イメチェンに塗装を剥がしてみようと思い、剥離剤でトライ!
まずは剥離剤を用意
サーモス保冷ボトルの塗装をペーパーなどで落としていくのは至難の技で時間も非常にかかりますが、塗るだけで簡単に塗装を剥がせる「剥離剤」というのがホームセンター等で販売されています。
これを使えば、溶剤を塗って10分ほど放置するだけで、モコモコと塗装が剥がれてくれます。
昔から存在しますが、現在販売されているのは環境にも配慮した製品が多く、今回私が使用した剥離剤も、自然に還元される成分からできています。
水に流せるし、塗布に使用する筆も水洗いでOKなんですね!
フタやゴムバンドを外してマスキング
サーモスの保冷ボトルは蓋部分とゴムバンドは簡単に外せるので、ステンレスだけにして液剤がついては困るところをマスキングします。
サーモスの保冷ボトルに限らず、保冷保温できるステンレスボトルは大抵、内側と外側の壁が二重になっており真空状態にすることで温度をキープする仕組みになっています。
同じようにサーモスの保冷ボトルもその構造で、底には製造過程で真空にして穴を溶接し、その部分を保護するステッカーが貼られています。
そのステッカーの中心あたりを押すと少し凹むというか、何かクッション剤みたいなものが入っているかのような弾力がわずかにあります。
一応この部分もマスキングしましたが、塗装に浸透していくような液剤ですので、後で説明しますがこの部分のマスキングは必要なかったかもしれません。
サーモス保冷ボトルに剥離剤を塗っていく
マスキング等の準備ができたら、剥離剤を塗っていきます。
わりとタップリと塗ったほうがキレイに早く剥がれるのですが、重力の関係で下へ垂れてくるのでシッカリ養生はしておきましょう!
テーブルにしみだしたら、テーブルの塗装も剥がれますので要注意です。
タップリめに、筆でぬるのが効率が良いですよ!
私の場合、ダンボール2枚敷いて下にはしみて来ませんでした。
傷があるところは、液剤が浸透しやすいので早めに剥がれ始めます。
上の写真で約10分程度経過した感じです。
モコモコ剥がれてきて、全体がシワクチャになったらヘラやペーパーなどでこそげ取ります。
本当にキレイに剥がれてくれるので、気持ち良いですね〜!
底にマスキングした部分は剥離剤の浸透力が強いので、染み込んでくるため途中で外しました。
円形(黒い部分)の保護ステッカーは剥がれないので、この部分はマスキングは必要ないですね!
型番などが書かれたシルバーのステッカーは文字が溶けますが、必要ないので手で剥がしました。
剥がれたら水洗いをします
全体的に剥がれたら水洗いをします。
本当にキレイになりました!
上の方が金色っぽく見えますが、光の加減で全部同じステンレスシルバーですね。
THERMOSのロゴ部分は、サンドブラストをかけているのでしょう、1段深くなっているのでキレイにロゴが残っていい感じです。
フタとバンドをつけたら完成!
仕上がりは、あまりにもキレイに剥がれるので、あたかもステンレス色のラインナップがあるかのような完璧な仕上がりです!
これで、黒よりは傷も目立ちにくくなると思います。
コントラストが全然違うのでイメチェンを考えている方にはいいかと思いますよ!
これは誰がやっても同じようにキレイに剥がれると思うので、失敗は少ないのではないでしょうか。
保冷ボトルが傷だらけでなんとかしたいとお考えの方は自己責任で、試してみてはいかがですか?