
こんにちは「BICYCLE INFO」です
なぜか「チタン」という響きが昔から好きなんですよね〜?。
やっぱり希少性だったり強度、加工の難易度、軽量、耐腐食性、価格だったりと他の金属と比べると様々な部分が特殊なため自転車メーカーでもラインナップしているところは少ないですよね!
そんな希少性に魅力を感じているからなのかな〜?
いずれはLITESPEED(ライトスピード)のようなチタンフレームに乗ってみたいな〜、などと思っているところもあるんです。
今回はたまたま、天候不順で自転車に乗れない時にサドルを外してクリーニングしていたのですが、サドルをクランプしているボルトって重いんですよね〜。(ステンの太めのボルトはズッシリきます)
「これチタンボルトにできないかな?」などと可能性の低すぎるチタンボルト探しをしていたら、あるんですね〜!
そこは「アリエク」!
なんでもあるなと驚きながらすかさず発注。しかもリアクトのサドルのヤグラ用ボルトでまさにドンピシャ!
到着したので簡単にご紹介しようと思います。
一応「アリエクの」リンク(長いので短縮URLにしてあります)
https://x.gd/KNW2W
チタンって?
チタンには「純チタン」と「チタン合金」の2種類があり、チタン合金(アルミニウムやパラジウムを混ぜる)のほうが硬く、軽く、耐腐食性にすぐれるんですが、硬く加工しづらく高価なことから、あまり自転車メーカーはラインナップしていないということみたいですね!
だってロケットや飛行機の部品にも使われているんですよ(子供か!!・・・汗)
私もその程度の知識しかないのですが、なんかそんなコアな金属だから魅力的なんですね〜!
なのでノーマルサドルクランプボルトをチタンに変更〜!

サドルクランプボルト軽っ!
チタンは鉄の約1/2程度の重さで、アルミのほうが少し軽いです。
重量を測ってみましたが、半分まではいきませんでしたが、軽いですね!



約9g軽量なだけですが、持った感じは全然軽いです。
そしてチタンボルト同士をぶつけるとカン高い音ががするそうなので早速ぶつけてみます。(なにせアリエクですので違う金属の可能性も・・・・汗)
お〜、ノーマルボルト同士は「ゴン」という低い鈍い音ですが、チタンボルトは「チーン」とカン高い音で少しだけ響いているような感じですね。
いままで何度かチタンを触ってきましたが、〜ん、間違いないでしょうと言った感じです!
見た目
見た目はノーマルの鋳物とチタンの削り出し(ネジやボルトは大抵削り出し)なので、明らかにエッジがシャープなので違いはすぐわかります!
ほとんど隠れて見えないのになぜか満足感大!!!

早速チタンボルトを取り付け
非常に力のかかる部分のボルトですので、やはりノーマルでも頑丈で太いボルトが装着されています。
M6-45mmです。
緩んではまずいところなのでノーマルでも緩み止めが塗布してあります!ブルーのところが緩み止め!

ロックタイトが有名ですね
私は手元にこれがあったのでこちらを!
この「ガチネジ」という商品は日本製?だと思いますがかなり強力です。「中強度」で十分。

サドル交換の際は再度このボルトを外すので間違えても「高強度」は使わないでくださいね。
本当に外れなくなりますので!(経験者です)
実用強度に達するまでロックタイトは24時間ほどかかりますが、「ガチネジ」は1~2時間程度ですので結構便利です。
チタンボルトに塗布
どの緩み止めも、ネジを締めていき空気が遮断されることで固まるので、上記時間は動かさないでくださいね!
ネジのオスメス部分の脱脂をしておくとシッカリ固定できます。



思っているより強力ですので、ねじ山全体では外れなくなると思います。
ノーマルと同じ位置に適量塗布です。

ボルトが黒いので上の写真がわかりづらいですが、緩み止めは赤色をしています。
ネジ溝に垂らすと毛細管現象の様に広がります。
組み付けて完成!
上記にもある様に、空気を遮断すると硬化が始まるので、焦って作業しなくても大丈夫です。
ちなみに私のリアクトのクランプの締め付けトルクは12Nmなので、トルクレンチで締めつけ完了!
あとは実用強度までの1~2時間程度放置しておけばいいですね!


アリエク購入でしたが、サイズ等全く問題ありませんでした!
今回は数字こそ10gにも満たない軽量化でしたが、満足度は◎でした。
メリダ以外もあるようですので、ご興味があれば!
一応「アリエクの」リンク(長いので短縮URLにしてあります)
https://x.gd/KNW2W