こんにちは「BICYCLE INFO」です
非常にコンパクトで確実にエアーの入る「CYCPLUS CUBE」を前回レビューしました!
これは画期的でCO2ボンベのようにランニングコストがかかりません。
「CYCPLUS CUBE」は自転車専用(仏式と米式バルブ)なんですね。
入れようと思えば、L型のバルブの原付にも入れられますが、基本は自転車と割り切って携帯するのがベストかと思います。
自転車でもいわゆる「ママチャリ」や子供の「MTB」、ボール、乗用車に空気を入れられるものがあれば便利なのに・・・、と考えていたら、ありました「CYCPLUS A2」。
「CYCPLUS CUBE」とくらべると携帯するには少し大きいのですが、オールマイティーに使える、一家に一台あると便利な電動空気入れ。
しかも小さく安価で、軽い!
今日はこの「CYCPLUS A2」が非常に高性能だったので、レビューさせていただきます。
CYCPLUS A2が到着!
CYCPLUS A2は電動空気入れシリーズですので、CYCPLUS CUBEと同じデザインのパッケージで到着しました。
CYCPLUS A2は自転車でも携帯できるように、ドリンクホルダーのアタッチメントも付属しています。
夜間のLEDライトが付いていたり、モバイルバッテリーにもなる優れものです。
CYCPLUS A2 電動空気入れの付属品
CYCPLUSは自転車用品の開発メーカーですから、メインはやはり自転車の設定です。
しかし、CYCPLUS A2には様々な物の空気が入れられるようにアタッチメントが豊富です。
自転車のフレームに取り付けるためのアタッチメント付き!
もちろんUSBで充電するので、どこえでも持ち運びができて非常に便利です。
後ほど詳しく説明しますが、この3つで、仏式・英式・米式・ボールに電動で空気を入れられますので必要なものは全て付属していると思って大丈夫です!
ママチャリなどのバルブ(英式)って、洗濯バサミみたいな物で挟むイメージがあったので、付属のアタッチメントだけでは入れられないと思っていましたが、画像左の「仏式・英式」のアダプターで確実に入れることができました!
しかもこの長いホースも本体に収納スペースがあり1パックにすることができます。
画像のように、スッポリ挿入することができます。
CYCPLUS A2の充電
CYCPLUS A2の充電はもちろんUSB-Cで約2時間でフル充電できるのでかなり高速ですね。
CYCPLUS A2電動空気入れの重量と大きさ
CYCPLUS A2はかなり軽量で驚きました!
大きさと見た目からもっと重たい物のイメージがあったので、最初に手にした時には「えっ?」と思ったほどです。
ボディーはプラスティック製なので、どのくらいの強度があるのかわかりませんが、高いところからコンクリートに落下させなければ大丈夫だと思います。
CYCPLUS A2の重量
実測366g!「軽っ!」
CYCPLUS A2の大きさ
350mlのペットボトルより、やや細くて小さいですね。
CYCPLUS CUBEと比べると大きいですが、入れられる空気圧の上限も大きいですし、付属のアタッチメントによりほぼ全てに対応できます。
CYCPLUS CUBEはこちらで詳しくレビューしています!
CYCPLUS A2 電動空気入れは自転車以外も全てOK!
ロングライドするにはCYCPLUS A2があったほうが心強いですが、自転車の携帯用としてはCYCPLUS CUBEで十分です。
ですので筆者の場合はCYCPLUS A2は自宅に置いて、ママチャリ、ロードバイク、MTB、ボール、強いては常用車の空気入れに使用しています。
空気圧の単位設定
単位は下記のように、ほぼ全てに対応していますので困ることはありません。
+-のボタンで数値を上げ下げしますが、セットした値まで空気が入ると自動で止まります。
だから非常に楽チン!
空気圧の単位
・PSI
・BAR
・KPA
・kgf/cm2
仏式バルブの場合
一応、CYCPLUS A2は自転車用の電動空気入れですから、仏式バルブの対応は当たり前ですね!
CYCPLUS A2はドリンクホルダー携帯できるように、専用のアタッチメントも付属しています。
フレームに傷がつかないように、ラバーの傷防止ステッカーまで同梱されています。
米式バルブの場合
米式バルブは、MTBやオートバイ、車も米式ですね!
これら全てOK!
車は車重がかかるので、「きついかな!?」と思いましたがトライしてみました。
車の標準は2.1kgf/cm2ですが問題無く入れることができました。
完全に空気を抜いて入れ直したわけではなく、1.2kgf/cm2まで空気を抜いた状態から入れてみました。
1.2kgf/cm2から、2.1kgf/cm2までおよそ2分くらいだったと思います!
英式バルブの場合(ママチャリ)
ママチャリの空気入れと言えば、洗濯バサミのようなもので挟み空気を入れるのがイメージとしてあると思います。
ですので、筆者もCYCPLUS A2の付属するアタッチメントでは入れられないのでは?と、思いました!
しかし説明書にも書かれていますが、仏式バルブと同じアタッチメントで共用できました。
アタッチメントの奥にネジ山があるのですが、そこにネジ込むので、今までのようにうまく噛んでなくて空気が漏れるとかはありません。
ボールやエアーマット等の場合
ボールやエアーマット等も専用アタッチメントで確実に入ります。
LEDで夜間にも対応
LEDランプが付いているので、夜間のパンクなどにも対応できます。
実際に使ってみましたが、十分な明るさで照射してくれるので非常に便利でした。
CYCPLUS A2はモバイルバッテリーにも!
CYCPLUS A2はモバイルバッテリーにもなるんです。
容量は2600mAh。
最近のスマホは4000mAh以上でフル充電になるものが多いので、フル充電まではいきませんが、緊急用としては必要十分なレベルまで充電可能です。
CYCPLUS A2を使ってみた感想
率直に、CYCPLUS A2 電動空気入れは自転車以外も全てOKというのは便利過ぎました!
しかも、緊急用のモバイルバッテリーにもなり、価格もお手頃でコスパ最強ではないかと思います!
問題点を上げるとすれば、やはり動作音の大きさですかね。
コンプレッサーを動かすので、動作音が大きくなるのはしょうがないと思うのですが、早朝や、屋内、車のタワー型の駐車場など音が反響したりするようなところでは、それなりにウルサイので注意が必要です。
アプリの騒音計で測ったところCYCPLUS A2 電動空気入れは82dbほどありました。
個体差もあると思うのでこの値前後だと思っていただければよろしいかと思います。
一方、超コンパクトで筆者の愛用品になっているCYCPLUS CUBEは、音だけ聞いているとこちらのほうが大きく聞こえますが、実際同じアプリで計測してみると数値的には小さい結果となりました。
この2種を比べると音質(周波数)が違い、どちらかというとCYCPLUS CUBEの方が高い音で、CYCPLUS A2のほうが低く感じました。
時間帯を除けば、常識の範囲内というのが動作音に関する印象です。
しかし、このデメリットより、メリットのほうが完全に上回っているので、CYCPLUS A2 電動空気入れはのコスパは非常に大きいと思います。
自転車、オートバイ、車、ボール等の空気いれについては全く心配がなくなりました。
使う頻度がある方には、絶対におすすめな商品だと思いますよ!