こんにちは「BICYCLE INFO」です
コロナでテレワークとなり自宅で作業で運動不足解消のため自転車トレーニングを開始した方、また電車の人混みを避けて自転車通勤に変更した方、だいぶ状況が一段落してきました。
そんなこんなで自転車に乗ることが習慣になっている方も多いと思います。
そのサイクリングに付き物なのが面倒な「パンク」です。
特に細めのスリック系のタイヤを履いている方は、一度はパンクした経験があるのではないでしょうか?
出先でパンクすると、自転車屋さんを探すのも大変、ましてや遠かったりしたら1日が台無しですよね。
そうならないように、パンク修理くらいは自分でサッサっとやってしまいたいものです。
今回、ご紹介するパナレーサーの「イージーパッチ」は従来のようにゴムのりが必要無く、ゴム製のシールを貼るだけで完了する耐久性もあるパンク修理キットなので常時携帯しておくと便利です。
ずいぶん前のようですが、ロゴが新しくなりました!
パンク修理セットは持ってますか?イージーパッチ!
筆者はMTBにスリックを履かせており、26×1.25のサイズなのですが、一般道を走っていると必ず下水の網が100m間隔おきくらいにあってタイヤがハマらないように気を遣います。
パンク修理というと、えらく面倒臭くて自転車屋さんにお願いしていた気がします。
ですが最近の自転車のタイヤって、ビード部(リムにピシッとはまる部分)がケブラーとかでできていて、タイヤレバーなんてなくても手でタイヤが外せます。
ワイヤービードのタイヤは、タイヤレバーが必要です。
ママチャリとかのタイヤはワイヤービードなので、不慣れな方は自転車屋さんへ!
おまけにMTBやロードバイクってホイールごと簡単に工具無しでフレームから外せるようになっていますので、パンク修理するのも非常に楽になっています。
ちなみに筆者のMTBはスリックを履かせて乗っています
パナレーサー イージーパッチの使い方
ホイールが簡単に外せる自転車なら、本当に簡単にパンク修理が可能です!
パナレーサー イージーパッチの使い方を順を追って説明していこうと思います。
パンクしたタイヤをホイールごと外します
MTBやロードタイプの自転車なら、クイックレリースと言って、ホイールを止めているレバーをクイッと手で緩めるだけで、簡単にホイールが外せます。
現在のロードバイクは、スルーアクスル方式が主流になってきました
もちろん自転車屋さんのようにホイールは外さなくても、チューブだけ引っ張り出してのパンク修理も可能です。
ただ、簡単にホイールごと外せてしまうMTBやロードタイプの自転車なら、外して作業したほうが圧倒的に効率的です!
ケブラービードのタイヤなら手で外せますので、ビードの片側だけ外して、チューブを引っ張り出しましょう。
手荒に引っ張ると余計なところまでパンクしてしまっては面倒なので、できるだけ優しくです。
軽くチューブに空気を入れてみます
引っ張り出したチューブに、少しだけ空気を入れれば、水につけなくても「スー」という音がすると思いますので、パンク箇所を特定するのは容易にできると思います。
穴を見つけたら付属の粗い布ヤスリでその周辺を大きめに擦ります。
ゴミを落として、パッチのノリが付きやすいように傷をつけているだけなので、思いきりゴシゴシしないようにしましょう。
あとは、台紙についているイージーパッチを剥離紙から剥がして、布ヤスリで削った部分に貼り付けます。
かなり強力な接着力なので貼り直しはできないのでここは慎重に進めてください。
イージーパッチをよく圧着させたら完了!簡単過ぎです
あとは逆の順序で組み立てるだけ!
やってみるとわかりますが、超簡単です。
最後に面倒なのが、空気入れです。
携帯用の手動ポンプで入れたことがある方ならわかると思いますが、あまりにも過酷な作業なので嫌気がさします。
そんな時は「CO2ボンベ」を使いましょう。
過酷な作業が無かったかのように「秒」で空気を入れることができます。
最近はコンパクトなコチラの電動ポンプを携帯
パナレーサー イージーパッチの耐久性
パナレーサー イージーパッチは耐久性もあるので1箇所くらいなら、筆者はそのまま乗り続けます。
さすがに2〜3箇所になってくると不安なのでチューブ交換したほうがいいでしょう。
4ヶ月後くらいの3箇所目のパンク時に最初のパンク箇所を確認しましたが、特別変化はありませんでした。
ただ、安全面を考えたら経年変化でイージーパッチが硬化したり剥がれる場合もあると思うので、まめにメンテナンスをする方以外は応急処置としたほうが良いと思います。
一度イージーパッチでパンク修理をしてしまうと、自転車屋にお願いするのがもったいないと思えてしまうほど、このパナレーサー イージーパッチならパンク修理は簡単です。
取り扱い説明書も付属していますので難しいところはありません。
非常にコンパクトで常時携帯でき、サイクリングには必需品ですね。
このタイプってTOPEAKとか、いろいろなメーカーでも出しているのでこの機会にトライしてみてください。
本当に簡単ですよ!