こんにちは「BICYCLE INFO」です
今日は、キャノンデールのヘッドショックについてお話します!
キャノンデールのヘッドショック仕様のMTBは、もうだいぶ前からラインナップからなくなりまた。
自分もヘッドショックのMTBを購入しましたが、それほど乗らないのとスリックを履かせて街乗り仕様にしていたためフォロントサスペンションの恩恵はそれほどありませんでした。
このF400に装着するフィジークのサドルの話を聞きに、自転車屋さんに行った時に、
まだヘッドショックは大丈夫ですか?
今のところ問題なく動いてますけど
そろそろヘッドショック修理するための部品が品薄になってきてますので・・。
それが今回、ヘッドショックの補修部品が無くなる前に、種類の豊富なオーバーサイズのフォークを入れられるにしようと思ったキッカケです。
ヘッドショックをオーバーサイズのフォークに!
先々交換するなら選択肢も豊富なオーバーサイズ(ごく一般的なサイズ)1-1/8サイズ(28.6mm)コラムのフォークを、まだパーツが存在するうちに装着したほうがいいのでは・・・?
ヘッドショックの場合は、ヘッドショックサイズと言ってコラム径が非常に太く、上記のオーバーサイズのコラムのフォークを装着するには、ヘッドセット(太さを合わせるサイズ変換コンバータ)が必要です。
ただ、ヘッドショック自体の修理部品がなければ、このコンバータも必然的になくなるのは自然の流れなので、無くなる前に購入しておこうと家に戻り早速ググりました!
私のはVブレーキですが、ディスクブレーキの方はフォークの選択支も広がります。
改装前のヘッドショック
突然ですが、まだヘッドショックの時の写真が出てきたので掲載しておきます。(2020.0704追記)
なんか懐かしいです!今見てもシンプルで斬新なデザインですね!キャノンデールのこだわりを感じます。
今はPanaracer(パナレーサー)がお気に入りですが、この頃はまだMAXXISだったんですね!
WOODMAN Axis HS SPG ヘッドセット!
数年ほど前になりますが、この頃はこのヘッドショックを外してオーバーサイズのフロントフォークを装着するためのヘッドセットが何種類か販売されていました。
王道のクリスキングも含め下記3点ほどが候補に上がりました
- CRIS KING(超有名ブランド、綺麗な仕上げでアルマイト素晴らしい!しかし高価)
- Reset Racing(なかなかカッコもいいし迷いましたが、当時はどこも在庫無しでした)
- WOODMAN(名前は聞いたことありませんでしたが、コストパフォーマンス良さそうです!)
その中で、WOODMANのAxis HS Compをチョイス!
安価だったいうのも理由の一つでしたが、このWOODMANというブランド海外サイトなど色々閲覧してわかったのは、小さなパーツが多いのですが、アルミに関して結構こだわりを持って作っているメーカーというのも理由の一つです。
またまたamzonさんにて購入!(amazonさんお世話になっております)到着すると素っ気ない上記画像パッケージで到着。
ベアリングやアルミパーツってどちらかと言うと精密部品のイメージがあったので、しっかり箱入りを想像ししたいましたが、厚紙に結束バンドで止められた状態で届きました。
まっ、そんなことはどうでもいいんです。中身がしっかりしていれば・・・。
お〜、綺麗な仕上げ!で面取りもさすが、7075アルミ削り出しでブラックアルマイトもえらく綺麗ではないですか!
仕上げが綺麗なんて当たり前なのかもしれませんが、初めてヘッドセットなるものを購入した私は大満足の結果となりました。私のは上の画像右側のタイプになります。
さあ、手に入れたのはいいが、これが問題なく装着でき、自分の考えているものなのか・・・?
プロじゃないのでこれで完璧って言う根拠は正直なかったです。
カスタム好きな自分としては、装着も自分でやるのがモットーでして、専用工具なども後から必要と気づいたりもするので困ったものです。
まずはやってみる → 必要なものは調達する → ググって情報収集 → そしてまたトライ。
テーパーコラムもありますね!
では早速ヘッドショック外しから取り掛かります!
ヘッドショックを外してみよう!
外すのは至ってカンタンで、ヘッドショックのロックレバーの頭のビスを外して、ステムを抜きます。
頭をゴムハンマーで軽く叩けばストンと抜けます。
結構勢いよく落ちるので、タオルのようなものを落下地点に置いておいた方がいいです!
そしてこちらが、フレームから抜いたノーマルのヘッドショックFATTYになります。
タイヤを外せば見えるのですが、ヘッドショックのエア注入バルブの画像がこちらです。
補足になりますが、キャノンデールジャパンにオーバーホールに出すと、この写真のように注入口の周りのパーツはブルーに交換されます。(デフォルトはシルバー)
すみません脱線しましたので戻ります。
そしてまずは、下の写真のノーマルのヘッドセットを外さなければいけません。
上下のワンが圧入されているので少しずつ叩いて抜くのですが、その際フレームのアルミに亀裂が入ったりしないように慎重に作業をします。
まずは口を開けてる上からマイナスドライバー等で少しずつコツきながら下のワンを抜いていきます。
作業中って集中しちゃうので作業写真を撮ることが頭になくなってしまって、全て装着後の写真になってしい申し訳ありません。
結論から言って、オリジナルのヘッドショックはすぐに取り外すことができました。
ググると沢山出てくるので参考にしてみるといいと思います。
フォークは抜けましたが、上下の「ワン」と呼ばれる部品ですが、これフレームに圧入されてます!
これ果たしてプロに頼まないでも外すことできるのかな?
ちょっと不安!でも気合いでやってみる。
ググると専用工具なるものも存在していましたが、「力技でやりました〜」的な方も大勢いたので、できるだけお金をかけたくない自分も力技を選択!
柄の長いマイナスドライバーでフレームからコツコツ叩き出す作戦です。なかなか出てこないからと、力を込めて叩いては絶対NGです。
なんせフレームもアルミですから、割れやエグレ、最悪は変形もありえます。
変形したら最後、まず購入したヘッドセットのワンを圧入することは無理になると思います。
ですので、ここは要慎重にゆっくりです
本来はプロに依頼する工程だと思いますので、あくまでも自己責任になりますね。気の短い方はやめた方がいいと思いました。
その他のF400カスタム詳細はこちら
取り外したワンは傷はついてましたが、変形もありませんでした。
どちらにしてもこの先、元に戻す考えは無いので問題はありません。
今度はWOODMANのAxis HSのワン圧入です!
抜くのが結構大変だったので圧入はもっと大変かも・・・。そんなプレッシャーに負けず挑戦!
こちらも専用工具があります、ただえらく高価で、やはり自転車屋さんが購入するためのツールですね。
1回のためにそんな高価なツールを購入することはせず、またもやグーグル先生に聞いてみました!
自分はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
大変助かりました。改めてお礼申し上げます。
ブログで紹介されているようなものをホームセンターで揃え、いざ挑戦!
いや〜、なぜかビクともしません。そうなんです、なかなか上下センターで締め上げていくのが難しく、ズレるとうまく入っていかないんです。
そんな諦めかけた時、
1mmくらいだけど入ってるな!!!!
少し入ってしまえば、どんどん入っていきます。
いや〜、ラッキ〜!ピッタリ圧入完成!
あとはベアリング等を説明書通りい組んでいき、オーバーサイズのコラムのフォークを挿して固定すれば完成〜!
構造がヘッドキャップ(上の写真の上部のカバーですね)を締め上げて、ガタつきを防ぐ仕組みです。
ですのでフォークのコラム内に普通はスターファングルナットとかいう一度入れると抜けない仕組みのネジ受けを挿入するのですが、自分のフォークはコラムもカーボンなので、プレッシャーアンカーなるものを使います。(付属品でした)
これでフォークの回転が重くなく、ガタつきのないところで固定すれば完成!
レーパンってやっぱあると良いですね!快適性がまるで違います。オススメ!
ヘッドショック交換のまとめ
ックも個性的で大好きだったのですが、直せなくて乗れなくなるよりはマシかなと思い、こちらの選択をしました。
ワンの圧入もこんなのあれば、もっと早く正確にできたな〜(笑)