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こんにちは「BICYCLE INFO」です
筆者の2020年式リアクト4000はエアロロードカテゴリーになりますが、メーカースペックでは8.6kg(Sサイズ)と決して軽量と言えるほどは軽くない!
結構重量のあるビンディングペダル(左右で200gはある)は無しでこの数値である。
ヒルクライムをするつもりはありませんが車体が軽量なことは、平坦な道でも動力性能に直結します。
筆者のリアクト4000はサイズXSで購入時8.82kgでした!(ペダル無し)
そんなわけで軽量化と同時にカスタムすることが大好きな筆者は、地道にリアクト4000を軽量化及びカスタムしていくことにしました。
いっぺんにやると楽しみが無くなるので、少しずつ進めてくので興味のある方は、たまに見にきてくださいね!
今回はパナレーサーのAGILEST(アジリスト)とレーシングチューブのR-Airの装着をレビューします。
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MERIDA リアクト4000 2020年モデル
いざ、何を買おう・・・?と考え始めると、安い物ではないのでなかなか決まらないものです。
軽量化を考えるならカーボンフレーム、制動力ならディスクブレーキ、ケーブル類は見えない方がスッキリするのでフル内装・・・と、条件を出し始めるとキリがありません。
カスタムを考えていくなら、最初から出来上がっていても面白味がありません。
そんなこんなで落ち着いたのが、このリアクト4000です。
![リアクト4000](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/react4000.jpg)
![リアクト4000のスペック表](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/spec.png)
まずはホイール!
この先、どうなるかわかりませんが現在のところレースに出ようと思っているわけではなく、日々のトレーニングと趣味で乗っていこうと思っています。
ノーマルホイールはMERIDA EXPERT CWというアルミホイールが装着されており(既に手元に無く画像がありません)、重量は下記の通りです。
重量:F:850g / R:1010g 合計1860g
通称「鉄下駄」と呼ばれる2000gオーバーではありませんが、近いものがありますね。
アルミでリムハイトが30mmですので仕方ないのかもしれません。
できればカーボンホイールにしたいところでしたが、高価なうえに扱いも気を使いそうなので、今回はまずアルミでなるべく軽量なタイプをチョイス!
もっと乗り込んできたら、カーボンホイールにする予定!
![「リアクト4000軽量化への道」イメージ](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/my_react4000.jpg)
DT-SWISS P1800 SPLINE DB 23
DT-SWISSのパフォーマンス エントリーグレードのP1800 SPLINE DB 23を購入!
タイヤ周りの軽量化は走りの違いを一番体感しやすいということですが、予算もあるので、まずはコスパの高いコチラのホイール。
とは言っても、アルミホイールのわりには優秀な数値です。(anchorのRP9の純正装着ホイールですので)
ディスク専用ホイールなので、リムハイトが高めに見えますよ!
ディープなカーボンホイールなら、これより重いものもありますね。
チューブレスレディーなので、こちらもそのうち試してみようと思います。
重量:F:763g / R:904g 合計-1667g
–193gの軽量化
![「リアクト4000軽量化」DT-SWISS P1800ホイール](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest14.jpg)
![「リアクト4000軽量化」DT-SWISS P1800ホイール2](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest13.jpg)
![「リアクト4000軽量化」DT-SWISS P1800ホイール3](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest12.jpg)
タイヤをパナレーサー AGILEST(アジリスト)へ
最初にこのリアクト4000に乗った時の印象は、「なんか出だし悪いし、スピードにのっても抵抗あるな〜」という「もっさり」とした感じでした。
ホイールは標準のMERIDA EXPERT CWですから1860g。
そして見るからに転がりの悪そうなタイヤ。
しかもサイドウォールが剥離しはじめています。
![「リアクト4000軽量化」MAXXIS DOLOMITESの劣化](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest2.jpg)
後ほど紹介しますが、チューブも丈夫そうな重たく分厚いものが装着されていました。
![「リアクト4000軽量化」MAXXIS DOLOMITESの重量](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest4.jpg)
AGILEST(アジリスト)
パナレーサーはMTBでも履いており、非常に調子が良かったこともあり、今回は同じパナレーサーのAGILEST(アジリスト)700×25Cクリンチャーを選択。
![「リアクト4000軽量化」アジリスト700-25C](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest8.jpg)
![「リアクト4000軽量化」アジリスト700-25Cのパッケージ2](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest6.jpg)
![「リアクト4000軽量化」アジリスト700-25Cのパッケージ3](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest5.jpg)
「ROAD再定義」という謳い文句で登場しており、前作の「RACE EVO4」シリーズから全てを刷新し、「転がり+高い耐パンク性能+グリップ力」に加え、「しなやかさ」をも同時に実現しています。
公表は平均200gになっていますが、前後とも186〜187g前後でした。
![「リアクト4000軽量化」AGILESTの重量](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest3.jpg)
242g-186g -56g/1本
前後で-112gの軽量化
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さらにコストを抑えたければCloserPlus
R-Air(レーシングチューブ)
R-Air(レーシングチューブ)は以前MTBにスリックを履かせていた時も使用したことがありました。
超軽量で、マイルドな乗り心地になり非常に良かったのですが、あまりのパンクの多さに通常チューブに戻して乗っていました。
そんな理由から、他のブランドの軽量チューブも検討しましたが、結構ラフに組み替えしていたのを思い出し、再チャレンジしてみようと性懲りも無くR-Air(レーシングチューブ)を選択!
![「リアクト4000軽量化」R-Airチューブ](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest11.jpg)
プチルゴムなのは通常のチューブと変わりありませんが、とにかく薄く新開発の「Air Flex Lite Buty」と言われるプチルゴムで、従来チューブの2.1倍もの伸縮性があるため高い振動吸収性で快適な乗り心地になりますよ!
700×23~28C(バルブ長48mm)で公表値は平均77gですので、若干重たいことになります。
![「リアクト4000軽量化」R-Airチューブの重量](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest10.jpg)
リアクト4000の標準チューブはこの重さ!
![「リアクト4000軽量化」ノーマルチューブの重量](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest9.jpg)
79g-103g -24g/1本
前後で-48gの軽量化
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ホイール、タイヤ、チューブでの軽量化はいかに?!
ホイール周りを変更して結果の軽量化は下記の通りです。
軽量化の結果
・ホイール(DT-SWISSに交換) –193g
・タイヤ(AGILEST 700×25Cに交換) -112g
・チューブ(R-Airにl交換) -48g
合計 ー353gの軽量化
ホイール周りだけで-353gの軽量化ができました!
具体的に書き出すと凄い軽量化ですね、これならスプロケットは105ではなくてアルテグラにしておけばよかったかな・・・。
軽量化で走りは?
![「リアクト4000軽量化への道①」の軽量結果](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/weight1.jpg)
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ホイール周りを一気に変更したので、個々の評価が難しくなってしまいましたが、353gの軽量化の影響は大き過ぎました!
とにかく走り出しが軽くなりスピードに乗った時のモッサリ感は素人の筆者でもハッキリ断言できるレベルで少なくなりました!
相乗効果だと思いますが、全てが良い方向に転んだ結果となりました。
チューブを変更したことによる乗り心地は、通常110psi程度の空気圧にするのですが、ノーマルチューブで感じていた「跳ねる」感じが同じ空気圧でもしっかり吸収してくれているのを体感することができました。
しかも、以前あれだけパンクしていたのに未だ一度もなく絶好調です!
空気圧も以前のR-Airの時は1週間ほど経つとかなり減っていたのですが、今回は減っても10〜20psi程度で、そのまま乗り出せるレベルです。
R-Airに組み替えるにあたり、要慎重に作業をしたというのも要因の一つですが、今回はパナレーサーおすすめのタイヤパウダーを使っています。
これ結構重要かもしれません。
チューブがタイヤに貼り付かないので、タイヤの中でチューブにかかるテンションを緩めてくれるのだと思います。
![「リアクト4000軽量化」タイヤパウダーの容器](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest18.jpg)
![「リアクト4000軽量化」タイヤパウダーの中身2](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest15.jpg)
![「リアクト4000軽量化」タイヤパウダー](https://bicycle-info.net/wp-content/uploads/2024/03/agilest19.jpg)
タイヤの内側に画像のようにパウダーを塗るだけですので、チューブやタイヤ交換時には絶対おすすめです。
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今回の軽量化で、「ホイール周りの軽量化は走りの違いを一番体感しやすい」ということを実感することができました!
次は、サドルかハンドルかな〜!
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