こんにちは「BICYCLE INFO」です
グローブを装着したときに、指の第2関節から先が無いグローブを指切りグローブと呼んでいて、春先から秋口までずっと使用するのでフルカバータイプのグローブより着用期間は長くなりますね。
ローバイクに限らず、グローブは重要で、転倒時に手を守ってくれます。
指先の感覚はできればダイレクトに感じ取るために無いほうがいいので、この時期からかなり重宝するアイテムですね。
指切りグローブもピンキリな商品ですから、チョイスに悩みますよね!
今回は「Santic」というメーカーの指切りグローブなんですが、JAPANブランドより全然安いのに、非常によくできているのでご紹介しようと思います。
Santicってどこのメーカー?
Santicは2005年に中国の福建省のサイクルウェアメーカーとしてスタートした企業で、OEMメーカーでもあります。
また、プロチームもサポートしているメーカーなので安心です。
指切りグローブもコスパが高いSantic
2005年スタートですから、それほど古いメーカーではありませんが、商品は生地、縫製など非常にシッカリしている印象を受けました。
暑い時期にもグローブは欠かせませんので、手の甲がメッシュ仕様、親指部分に汗拭き用のタオル地の仕様、ライディングを邪魔しないショートタイプ、振動吸収のための手の平パッドはお約束のようにどのブランドも同じ仕様です。
シマノではダイレクトタッチのため、パッド無しのタイプもラインナップしています。
派手目な指切りグローブですが、こちらもOEMメーカーで高品質でしたよ!
手首の内側を引っ張れる仕様は◎
自転車用のグローブってシフトチェンジやブレーキなど繊細なタッチが必要なので、ダブつきは禁物なため非常に手にフィットするようにできています。
言い方を変えれば「少し小さめ」を手に馴染ませる感じになります。
最初からジャストフィットを望むかたもいると思いますが、筆者は少しだけ小さめを数回の装着で馴染ませる方法をとっています。
こちらのほうが、より手にフィットするからなんですね。
そんな理由から、装着するのも外すのも結構面倒なんです。
Santicの指切りグローブは装着する際に、グローブをシッカリ引っ張れるように、写真のような手首内側に小さなフックが付いており、これを引っ張ることで、グローブをより指の股まで入れることができる仕様になっています。
小さなことですが、使う度に便利な仕様だなと思います。
お約束の外す時の引っ張りフック
お馴染みの指切りグローブを外す時の、引っ張りフックはこのSanticの指切りグローブも搭載しています。
グローブは消耗品ですから、様々なメーカーのものを使いますが、この仕様は多少形は違えどついています。
この引っ張るフックは、フィットして汗ばんだ滑りにくいグローブを外すときに、このフックを引っ張るわけですが、どのメーカーもそれほど強くはできていない感じがします。
「相当丁寧に引っ張らないと切れるんではないか?」と思い、筆者はここだけ引っ張ってグローブを外すことはしないようにしています。
他の仕様もほぼ他のメーカーと同じ
他の仕様もほぼ同じで、手の甲は蒸れ防止でメッシュ仕様
おまけに銀色部分は、夜に光が当たると反射する安全仕様
親指部分には汗拭き用のタオル地
Santicの指切りグローブのサイズ感
amazonの商品ページにはサイズチャートが表示されているので、これを参考に筆者はSサイズを購入しました。
一応、注釈に±2cmとなっていますが、この誤差って結構大きいと思いませんか?
手の厚みがサイズに反映されていないので、ちょっと迷いますよね。
筆者は写真のように約8cmだったので、Sサイズを購入しましたが到着した商品をみると「これは小さくないか〜?」というような大きさでした。
実際装着してみると、入るには入ったのですが、手首部分のマジックテープのかかりが浅いのと、全体的にちょっとキツすぎかな〜?的な感じでしたので、Mサイズに交換していただきました。
どちらかといえば、筆者は手の厚みもある方だし、手首も太いかもしれませんので、「自分は普通だな」という方はチャート表通り、筆者のようなタイプのかたはワンサイズ大き目をチョイスしたほうがいいかもしれません。
縫製や品質についての感想
真冬用にはシマノのグローブを使用していますが、指切りは日本ブランドを使用したことがないので比較はできませんが、プロチームのスポンサーをしていたり、OEMで供給したりしているメーカーなので、縫製・品質は非常にクオリティーが高い印象です。
日本メーカーを購入しようと思うと、このSanticの倍以上しますから、どうしても日本ブランドということにこだわらなければ、性能的には同等に感じますので、おすすめなメーカーだと思います。
あのGIANTもMERIDAのカーボンフレームも台湾、世界の有名メーカーのフレームもOEMの台湾製だってりするわけですから、ネームバリューにこだわらなければ良い選択なのでは・・・。
すでにこのグローブで300kmくらい使用していますが、非常に手に馴染み良い感じになっています。
もちろん、ほつれなども今のところありません!
グローブは消耗品ですので、一度試されてみるのもよろしいかと思います。